BIWAチップ

BIWAチップマルチング工法

BIWAチップ

BIWAチップマルチング工法

BIWAチップマルチング工法とは

 滋賀県産品の生チップ材(植物粉粒体)と骨材(陶器粉粒体)を混合したものに普通セメント、セメントチップ強化材とともにモルタルガン機で圧送吹付し、植物の生育を防ぐ強固マルチング層を形成する工法です。

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BIWAチップ説明

BIWAチップマルチング工法の特徴

廃材の有効活用

県内で廃材になる木根・幹等、陶器屑をリサイクルした粉粒体を有効活用します。

高い除草効果

雑草等周辺からの種子侵入による発芽を長期に渡り抑制します。

高い風化防止性

ヘアクラック(ひび割れ)を抑制します。

景観向上・安全確保・維持管理コストの削減

法面緑化全体の美観の向上及び見通し改善による交通安全の確保、法面の維持管理コストの削減を実現します。

高い施工性

従来の厚層基材吹付機械をそのまま使用できます。


施工直後

施工後6か月経過(下段)

適用範囲・仕様等

【適用範囲】

・勾配 1:0.8以下については・・・・・金網(ラス)の併用
・勾配 緩地または平坦地・・・・・金網(ラス)不要
 

【現場状況】

・土圧や水圧(水際は除く)の影響を受けない切取面(土砂、軟岩等)や盛土。
・吹付機械の仮設用地(80~100㎡)が、施工区間の 150m 以内に確保できる。
 

【仕様】

・施工厚さは防草効果及び施工面凹凸の被覆を考慮し 8cm を標準とする。
・施工高さは視野の確保を考慮し道路面より 1.5m 以上とする。
・金網設置(ラス張り工)はモルタル・コンクリート吹付工および植生基材吹付工に準ずる。
・モルタル吹付工に代る法面全面吹付工は 8cm を標準とする。
 

【配合基準】(1㎥あたり)

※生チップの性状により配合変化する場合があります。

名 称

形状・寸法 数 量 単位

BIWAチップ

生チップ※(滋賀県産天然木質資源)+骨材 1,800

普通セメント

360 kg

強化剤

セメント・チップ強化剤( 微粉セラミック )20㏄/袋 14